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 3月の誕生花「スイートピー」をご紹介します。

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■マメ科ラティルス属
学名/Lathyrus odoratus
和名/ジャコウエンドウ
原産地/地中海沿岸
生活とお花
家庭で長持ちさせるために
とても水揚げのよい花です。温水で切り戻すか、または、そのまま水に入れて下さい。また、霧を吹くと花がくっついたりしますので、霧吹きは不要です。
概要
品評会ではスイートピーに賞金
スイートピーは、イタリアのシチリア島に原生していたものが1650年ころ、カトリックの僧で植物研究家のフランシス・クパニにより発見されました。当時は小型な花しかありませんでしたが、その後ヨーロッパ各地で交配が重ねられて、現在のような花の大きいものやたくさんの花色がつくり出されました。
1876年、イギリスのヘンリー・エイックフォードは今日のスイートピーの形を確立し、さらに品種改良に努めたことから、「スイートピーの父」と言われるようになりました。
1990年ころの品種数は264種を数え、花も香りも一段と改良が進んだこともあって愛好家は激増し、1901年、ロンドンにナショナル・スイートピー・ソサェティが設立されるに至っています。また、品評会に賞金を出す種苗会社も出ましたので、スイートピーの一大ブームの到来といっていいでしょう。イギリスの潜水艦の水兵まで、艦内でこの花を栽培して出品したという逸話も残っています。
さらに、1911年、大英帝国のジョージ5世の戴冠式ではスイートピーが「戴冠式公花」に選ばれ、世界各国の注目を浴びました。
大正時代から本格的に栽培
日本への渡来は、植物学者の牧野富太郎博士の説によれば、関根雲亭の写生図から推して、文久2年(1862年)頃か、もう少し前だそうです。しかし、切り花栽培は明治30年(1897年)頃と遅く、横浜のある植木屋が露地栽培をして、外国商館の人々に販売したのが始まりといわれています。本格的な栽培は大正初期、現在の横須賀市で中野力太郎によって始められました。 愛らしい花は日本の文人たちをも魅了し、与謝野晶子は次のように詠んでいます。
「うす赤きスイートピーの花の呼吸湯気より熱き心地するかな」 与謝野晶子
■資料参照インターネット花キューピット